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小さな後悔

朝の出勤途中、ちょっと遅れそうだった私は
西新宿の高層ビル街を走っていました。

横断歩道の手前に、ビジネスマンのおじさんがひとり、
そばを通りかかった女性に
「パークハイヤットはどっちですか?」と声をかけていました。

(ああ、初めて来る人はなかなかわからないだろうなぁ)
と私は思いつつ横断歩道を渡り終えると、背後に
女の人の「知りませんっ」という冷たげな声が聞こえました。

そのときもう信号は赤に変わっていて
私は振り返って少し眺めていたら、
おじさんはたたずんでいましたが携帯を出して、電話をして訪ねていたようなので
私は、(大丈夫かな)と会社へ向かいました。

でもやっぱり、戻って教えてあげればよかった、と後悔。
会社に遅れても、横断歩道の反対側から「そっちですよぉ」と叫ぶとかしても
教えてあげればよかった。

気にかかっているのに行動できないことが時々あって、
自分に気持ちの「強さ」が今一歩足りないことを反省するのです。
こんな歳になって、こんなことでどんよりしてしまいますが
同じことは繰り返すまいという思いでやっていくしかないのでしょうね。
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by tonchita | 2007-04-27 11:36 | なんでもない日

放送大学

ゴールデンタイムの騒々しいバラエティ番組があまり好きではないので
夕飯時見るものがなくなってしまい、
今日は放送大学を見た。

最近、大学の勉強を兼ねてときどき気になる科目を見るのだが
結構おもしろい。
本日の講義は「国際政治-アフガニスタン」と「住まい学入門-中国の住文化」。
前者はアフガニスタン、旧ソ連、アメリカとの関係の歴史、
後者は中国の伝統的な住居と日本との比較についてで
私は外国の話が大好きなので大変興味深かった。

これでレポートを書いて単位を取れと言われると別だが
教養と思って軽い気持ちで見る分には、映像や図も多いので楽しめる。

それにしても、大学の先生というのは
ゆっくりでも構わないのでもう少し明るく話してくれたら・・と思う。
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by tonchita | 2007-04-20 03:01 | なんでもない日

南アルプス 桃源郷マラソン

4月8日(日)、ハーフマラソンで出場してきました。

満開の桜にうかれるこの季節ですが、
トンネルを抜けると、甲州は鮮やかなもも色の世界でした。

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桃畑の中を走ります。途中桜並木もあり、北の空には白く雪をかぶった八ヶ岳が。
やはり自然の中を走るのがとても気持ち良いです。

後半は、長ーい車道の往復。
これは反対車線を折り返した人たちが、先にどんどん過ぎて行くので
精神的に少しキツかったけれど。

自分としては、体調は悪くなかったけれど思うように進まず、いまひとつの走りでした。
相変わらず股関節は痛くなるし、今回は足の裏のマメも潰れた。

なんだか全然進歩していない。。。このままじゃいけないっ。

と反省し(いつもしているが)、
半年で○キロ増えた体重を落とし練習距離を伸ばす決意も新たに
早速5月の山中湖を(13kmだけど)を申し込んだのでした。


あ、アフターはいつもどおり温泉ね♪

そうそう、この大会は、屋台がいっぱい出るし、トイレも並ばないし、
お弁当も出るし、給水では水とスポーツドリンクが選べるし・・などなど
なかなか快適な大会でした。
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by tonchita | 2007-04-16 15:28 | トレーニング日誌

最近の・・


子供たちが私にある単語の意味を訊ねる。私は決して「知らない」とは言わない。
私は言う「調べてみるわ」。そして私は辞書を引く。何度でも倦(う)むことなしに。

アゴタ・クリストフ 『文盲』 (L'inalphabete) 

著者はハンガリーから夫・赤ん坊の娘と共にスイスへ亡命し、
フランス語が「聞き、話せるが、読めない」まま5年を過ごした。
その後、ようやくフランス語を学習し、「読める」ようになったときの喜びが
素直に、じわりと伝わってきた。
「読める」ということは、世界が果てしなく広がるということ。



記憶とはひとつの場所、訪れることのできる本当の場所であって、
死者たちに混じってしばしの時を過ごすのはかならずしも悪いことではなく、
そればかりか大きな慰めと悦びの源になりうるのだと理解できたのは初めてだった。

ポール・オースター 『ティンプクトゥ』

長年共にしてきた飼い主を亡くし、悲しみにくれていた「犬」のことば。

うちの犬が死んだとき、ひとしきり泣いたあと
家族で犬との楽しい思い出を語っていたときにはもう涙は出なくて
「居てくれてよかったよ」という喜びに変わったのを思い出した。



「命の大切さなんて、命は大切だって字で書けばいい。
そういうふうにテーマを、簡単に抜き出せるのはみんないかがわしいと思う。」

宮崎駿がNHKのプロフェッショナルの中で述べたことば。

同感。文字にすればするほど、薄っぺらくなる。
昔はこんなことば、無かったし、必要なかったのに。
この人はそんなこと考えずに、ただただ、楽しく面白いものを作ろうとしていた。
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by tonchita | 2007-04-03 10:52 | なんでもない日