人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『青梅丘陵高水山岳マラソン』リポート(長すぎる)

とうとうその日がやってきました。
「モントレイル青梅丘陵高水山岳マラソン」の日です。
天気予報に反して晴れて暖かくなりました。

1月の谷川真理ハーフとは違って参加者はさほど多くなく、こじんまりした大会です。
山歩きの好きな私としてはとても楽しみにしていました。

出発地点はちょうどハイキングコースの入口。
当然スタートしてすぐに登りです。
これが、意外に急で、しかも・・・・・・・長い。
すぐに息切れがしてきて、「やばい、今回はトレーニング不足だし5キロもたないかも」と不安になってきてとばしすぎないように気を付ける。
あそこをグルっと回ったら坂が終わるかな、と思うとまだ続く。苦しい。
時計を見る余裕もなかったけれど、5分はかかっただろうか、
ようやく坂が終わると前に12キロコースに参加している友達がいる。
追いついたら「坂で疲れちゃった。今日はきついから5キロにしようかなあ」と言いつつ、まだ迷いながら走っていた。
そこからは慣れていて安定したペースで走る彼女の後ろをついて行ったおかげで、
落ち着いて走れた。アップダウンもあまりなくてほっとする。
といいつつ、決して楽なわけではなく、あまり早くもないのだけれど。

山道はデコボコしているので、足元に注意しながら走るところが
普通のマラソンと少し違うのですね。
土の上を走るのは気持ちいい。コンクリートとは全然違う柔らかさをかかとに感じる。
木立の中を走るのも気持ちいい。新緑はまだなので山の中は明るい。
そしてときどきぱっと景色がひらけて山並みを望み、尾根を涼しい風が吹き抜ける。
ああ、来てよかったなあと思う。

折り返した人がポロポロやってきて、やがて2.5キロの折り返し。
係員の人が「はい半分です。がんばってくださーい」。

帰りは来た道を引き返すので当然下りが多く、だいぶ楽になる。
呼吸もペースも整って快調に走る。
途中ハイキングをしているグループといくつもすれ違い、
みなさん道をあけて「がんばってー」と声をかけてくれる。
道ばたの声援って嬉しいものです。
ゴールが近づき、スタートで苦しんだ心臓破りの坂(?)を今度は下る。
結構急なので、足をとられそうなところをふんばりながらブレーキをかけるのが大変。
下りもあなどれません。改めてすごい坂だったんだと思う。
人はすっかりまばらになっていたのでひとりでゴール。

ゴールすぐのところで、水と、ざくざく切ったバナナとスウィーティが山積みになって
用意してある。
最初は水を一気。バナナとスウィーティが美味しい!
みるみるうちに体に吸収されて、止まらなくなる。

ゴールして数分後、果物をほおばっていると同じ5kmの友人Bがゴールしてきた。
早速果物にかじりつき「美味しい~♪」
12kmを断念して5kmを走った隊長Mさんもゴールし、もう随分レースをこなしている人だけれど、「あの坂は半端じゃない」と。
12キロを完走したKちゃんはゴールした途端にものすごい勢いでスウィーティを何個もたいらげた。

そして、温泉に入り、ビールを飲んで帰りましたとさ。
運動のあとのお風呂とビールはたまりません。

来年は12キロに出るよ。
そして次回は、5月29日の山中湖一周13.6キロです。
トレーニング日誌はまだまだ続く・・・


今日の一曲  遊佐未森 / 土の話
by tonchita | 2005-04-03 22:35 | トレーニング日誌
<< 壁 お花見 >>